金沢へ To Kanazawa

金沢の兼六園にある成巽閣へ茶室「清香軒」へ。13代加賀藩主・前田斉泰が母・真龍院のために建てた三畳台目のとても美しい茶室です。内部は撮影禁止。国指定名勝の庭「飛鶴庭」から流れる曲水が、茶室の深い軒下の土縁まで引き込まれています。床は原叟床。床と客座、庭の一体感が素晴らしい。成巽閣の外壁は海鼠(なまこ)壁。二階群青の間は、目に鮮やかなフランスから輸入されたウルトラマリンブルーの群青色とベンガラの朱色の壁。金沢は独特の色文化と華やかさがあることを実感します。
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